デューク更家のプロフィール、ウォーキングコンセプト、ウォーキングスタイルのご紹介です。
ウォーキングドクター デューク更家
1954年4月10日、和歌山県新宮市出身。
ファッションショーの演出およびプロデュース、モデルへのウォーキング指導を手がけた後、間違った歩き方で足を痛めた母親のことをきっかけに、一般向けのウォーキングレッスンを始める。
気功や運動生理学、武道、ヨガ、バレエ、ピラティス、呼吸法などの要素を取り入れた独自のエクササイズ「デュークズウォーキング」を確立。
細胞から活性化させ、身心を整え、健康で更に美しく体を作り変える独自のウォーキング理論は、簡単でユニークでありながら、即効性があるとして、高く支持される。
モナコと東京に自宅を構え、最期まで自分の足で生きる人生のよろこび「ぴんしゃんウォーキング」や、歩くことで道徳を伝える「歩育」を提唱すべく、日本各地でイベントを開催するとともに、ヨーロッパを中心に世界中に顧客を持つ。
美と健康、魅力的な女性になるための講座を企業研修やイベント等で展開。有名ホテルでは、軽快なトークとともにランチまたはディナー トークショーを開催。また、アドバイザー、キャラクターモデルとして、各業界の様々な企業でウォーキング論、ライフスタイルなどが取り上げられる。
2004年10月
和歌山県新宮市より「市民栄誉賞」授与
2004年11月
和歌山県より「文化奨励賞」授与
人類は二本足で立ち、歩くという行為を覚えて、はじめて「人間」へと進化したといわれています。それは背骨が直立することで、脳のパルス(光の波動)が瞬時に細胞や神経に反応を起こし、全身に伝達できるようになったからです。これによって人間は自らの意識を確立し、自意識と欲求を複合させ知恵を生み、それらを「手」によって具現化することで、想像力を獲得していきました。
また「歩という文字は「止」と「少」が重なり合ってできています。これは歩くと言う動作は「人間の脳を止めることが少ない」ということを表わしています。
人間の頭脳は24時間、休むことなく活動を続けているのです。つまり、歩くことは、それだけで私たちの頭脳を活性化させ、いきいきと生きるノウハウを与えてくれているのです。そして、正しい歩き方の知識を持つか持たないかは、人生においてとても重要なことであり、美しく歩こうとする知識と実際に歩いてみることで健康になろうというイメージを持つことは、それ以上に大切なことなのです。このような知識やイメージを持つことによって、だれもが、いつ、どこででも楽しく意識ある歩き方を身につけることでき、自然と健康的で美しい肉体、すがすがしいこころ、さらには若々しい生命力といったものを手に入れることができるのです。それは個人のみならず、社会にとっても、非常に価値のあることです。
みなさんも「歩く」という行為を、単に移動するための手段として捉えるのではなく、まず「周囲を快適に」、次に「健康で美しく」。そして「直感力を高める」といった新鮮な目的へと進化させていってみてください。
僕が考案したウォーキングエクササイズが、脂肪を燃やし、引き締めに即効力があるため、ダイエットでの取り上げられかたが多いのですが、もともとは美しく歩くために不可欠な、細くてしなやかな筋肉作りのために生み出したものです。普通の人にいきなり歩きかたを直したりしてもぎこちないものになってしまいますし、すぐに元に戻ってしまいます。にじみ出るような優雅な立ち居振る舞いや歩き方には上質なバネが必要です。僕のエクササイズは表層筋ではなく深部筋を鍛えていくので、続けてもらえば、いつのまにかエレガントでカッコよい立ち居振る舞いと、女性らしい魅力的なボディラインの両方を身につけることができるのです。
さらにもう一つ大切なことは、一人一人の魅力を引き出してあげることです。いつも言うのですが、僕に習ったからといって10人が10人同じ歩き方をしてたら何の魅力もありません。その人ならではの個性を引き出しながら、それぞれの花を咲かせてあげることが、人生を前向きにとらえられる自信につながっていくのです。年令を重ねるごとに美しさの奥行きが深まっていく、女性にはぜひそうあってほしいのです。