夢にみた「モナコ」に住む
20代のころ、青い海、青い空、そして白とベージュの街並みの広がる美しい風景の夢を三日三晩みたのです。ずっと探していたらモナコであることがわかりました。
それから夢中になってモナコという国について調べるうちに、波動といい、安全性といい、美意識の高さといい、生まれ育った故郷と同じ目の前に 海が広がるロケーションといい、「いつか絶対にモナコに住みたい!」と心に誓い、そから15年後、ついにモナコの住人となりました。
「自分時間」を大切に生きる
生き方を変えるきっかけになったのもモナコで暮らし始めたことにあります。モナコはご存知のとおりお金持ちの国で、企業のオーナーや経営者がたくさんいます。彼らの生き方をみていると、日本やアメリカのビジネスマンとは大いに違いました。
それは何かといえば、彼らは明日やるべきことを今日やろうとはしません。今日の分の仕事を終えたら、たとえ時間が余ってもそれ以上に働きません。では、その余った時間で何をしているかといえば、家族とゆっくり食事をしたり、本を読んだり、散歩をしたりと、自分の時間をつくっているのです。
もちろん、仕事は仕事で大切ですが、それと同時に「自分の時間」を大切にする、それが本当の生き方ではないかと思うようになりました。一日、ほんの少しでもいい、携帯電話を手放し、手ぶらでちょっと散歩するだけでもいい、短くてもいい、自分の時間をつくる、つまり生活にメリハリをつけるということです。
「夢」を叶えるために歩く
ぼくは、やりたいことを絶対に叶えたいタイプです。いままでの人生を振り返っていえることは、「何かを成就したいなら300%の想いが要る。」ということ。自分の想いが100、人の想いが100、そしてあとの100は神様やご先祖様の想いです。
夢を叶えるコツは、つねに心がけてきたことは「平常心のハイテンション」。平常心とハイテンションは矛盾しているように思えるかもしれませんが、いつも高いレベルのテンションで平常心を保っていることが大切だということです。
あと、直感に従って行動を続けることです。直感というと、何かがふっと湧くようなイメージを持っている人がいるけれど違います。“自分がふと思ったことを素直にやる”ことを、直感に従うというのです。
これらを実践するには、まず、健全な身体をつくることが大切だと思います。「健全な精神は健全な肉体に宿る」というように、まずはしっかりした身体をつくり、技を磨くことによって、最後に心ができてくる、「体・技・心」です。
健康のために歩くのではなく、美しく正しくあるいた結果、健康的で美しく若々しい生命力を手に入れることができます。ぼく自身が歩きながら人生をつくってきました。さあ、夢を叶えるために、自分の時間をつくり、歩きましょう!